丼ツーリズム構想』を理念に、2014年9月にスタートした福丼県プロジェクト。
これまで、おいしい丼を食べにでかけ、その道のりや寄り道を楽しみながら福井県の魅力も発見する移動体験を、さまざまなカタチでご提案してきました。
ここまで続けることができたのは、たくさんの方々のご理解とご協力はもちろん、同様においしい素材の恵みをもたらす福井の豊かな海・山・里の自然のおかげと深く感謝しています。
からこそ、私たちはここで一度立ち止まり、福井の自然を取り巻く環境を見つめなおしたいと思います。
例えば、近年問題となっているゴミのポイ捨て問題では、里山に捨てられたゴミが川から海へと流れ込み、海の生きものがそれを飲みこんでしまうという深刻な事態が起こっています。
丼が物語る豊かな福井の自然とそこに息づく生態系を未来の子どもたちに引き継ぐために、私たちはゴミのポイ捨てをなくし、環境にやさしい循環型社会をつくるための活動を同時に進めていきたいと思います。
福井のおいしい素材の恵みをいただく「福丼」とあわせて、おいしい笑顔を未来へ巡らす循環型・幸福丼県を目指した取り組みを、私たちと一緒に始めてみませんか。

福丼県実行委員長
野坂 昌之